Netscape 4.74のセキュリティホール(安全上の欠陥)
がいかに深刻なものか疑似体験する
このデモンストレーションについて
- 1. まずこの説明文書を先にお読みください。
-
Netscape 4.74「Brown Orifice」セキュリティ・ホール問題に関するまとめ
- 2. 下の実験をお試しください。
- 3. この問題に関する意識調査のためのアンケートにご協力頂けますと幸いです。
-
アンケート実施システム
11月26日追記:
新たに、
10月に見つかったInternet Explorerの同様の欠陥
についても、同様のデモンストレーションを開始しました。
2001年3月20日追記:
2000年12月に、これと同様の欠陥が、
Apple Computer社製MacOS用Java VMである
MRJ (MacOS Runtime for Java)にも発覚しており、同様のデモをこちら
で実施しています。
実験1: どんなファイルでも探し出されてしまうことを知る
本当に盗むところまでは作られていないことを、
ソースコードでご確認ください。
Mac OSでお試しの場合の制限事項。
実験2: 指定されたファイルが本当に読み出されてしまうことを知る
本当に盗むところまでは作られていないことを、
ソースコードでご確認ください。
本物の盗賊は密かに一瞬で目的を達成する
このページはデモですから、
ボタンが押されてから実行が始まるように作ってありますが、
本気で盗むつもりの悪用アプレットは、
ページを開くと同時に実行して
即座に目的のデータを転送するように作られているでしょうし、
また、大きさを 0ピクセル x 0ピクセルに設定して
目に見えないようになっているか、あるいは、
ゲームのアプレットなど、一見有益なアプレットに見せかけて
裏で悪意のある処理をするように仕掛けられている
かもしれません。
このデモプログラムのソースコードは高度な技術を駆使しているか?
いいえ。このプログラムは、
- セキュリティホールを突く。
- HTMLデータからURL部分だけを取り出す。
- ディレクトリを再帰的にたどる。
- ボタンや出力先などユーザインタフェイスを構築する。
ということをしているだけで、全く簡単なものです。
セキュリティホールを突くコードは、
不幸なことに、
2000年8月3日に
既に世界中に公開されてしまっています。
ご参考
不正アクセス行為の禁止等に関する法律
作成者:
高木 浩光@電子技術総合研究所